昨年、中古住宅を購入し、そこから数ヶ月に渡る大型リフォームを経て完成した我が家。
家を購入する際にいろんな種類の税金がかかります。
その一つに、不動産を取得すると発生する「不動産取得税」というものがあります。
いろいろ調べている中で、不動産取得後の数ヶ月後に納税通知書が送られてくることを知りました。
そこから数ヶ月たち、不動産取得税のことはすっかり忘れていました。
忘れた頃に届く納税通知書
ある日、ポストをのぞくと見慣れない書類が入っていました。納税通知書でした。
書面には数十万円もの納税額が記載されていたので、一瞬軽くパニックになりました (笑)
金額が大きいのでこれはどうしたものかと思いましたが、
「軽減措置」というもので支払いを減額できることを微かに覚えていたので、ドキドキしながらその対応をすることにしました。
あと、本当に税金周りは複雑でわかりづらいです。今回も頭を悩ませました。
そんな不動産取得税と軽減措置について個人的なメモとしてまとめてみました。
あくまで、個人的なメモなので間違っているかもしれないですし、自治体によっても制度が微妙に異なっているみたいなので、
詳細についてはご自身で調べたり、お住いの自治体の窓口でお問い合わせしてくださると幸いです。
不動産取得税とは
土地や建物を取得した際に課税される税金のことです。名前そのまんまです。
固定資産税は毎年支払うのに対し、不動産取得税は、不動産の取得に対して課される税金なので、取得時の一度だけの支払いで済みます。
不動産取得税は、取得した土地と建物それぞれに課されるため、2つ分の支払いが必要です。
支払額の計算方法は、土地 (建物) の固定資産税評価額 ✕ 税率4% = 不動産取得税となっています。
2024年3月31日までに土地 (建物) を取得している場合は、税率が軽減され3%になるみたいです。
軽減措置について
取得した土地や建物が減額要件に該当する場合は、課税標準額から一定の金額が控除されます。
新築住宅なのか中古住宅なのかによって、要件が異なります。
特に中古住宅の場合、新築で建てられた日がいつなのかによって控除額が変わってきます。
減額の要件については、いくつかあるので、取得した土地や建物がその要件に当てはまっているかはちゃんと確認したほうが良さそうです。
申請方法は、その土地や建物を管轄している県税事務所にて行います。
詳細については電話等で問い合わせをすると、減税措置が可能なのかどうか、申請に必要な書類や手続き方法などについて教えてもらえます。
納税通知書に軽減措置についてのパンフレットが同封されていたので、それを読んでみたところ、我が家は、要件を見る限りはおそらく当てはまっているだろうと思えましたが、
本当に減税措置の対象なのか、対象だとしてもいくら減税されるのかよく分からなかったため、県税事務所に電話で問い合わせしました。
担当者が同封のパンフレットに沿って丁寧に教えてくださり諸々の理解ができました。
ありがたかったです。
その後、必要書類を持って県税事務所に行き、その場で減額の金額を計算してもらえ、その場で減額された新しい支払い用紙を受け取ることができました。
混んでなかったのもありますが、十数分でこの手続きは完了できました。
軽減措置を適用した結果、我が家は数万円ほど減額できました!
どれくらい減額できるのかは、土地や建物によってだいぶ変わるみたいなので、お住まいの県税事務所に行って計算してもらうのがおすすめです。
まとめ
以上が、不動産取得税と軽減措置についての個人的なメモでした。
あらためてまとめると、以下です。
- 不動産取得税は、土地や建物を取得した際に支払う必要がある税金のこと
- 支払う金額を減額できる軽減措置がある
- 軽減措置は取得した土地や建物によって、要件、どれくらい減額できるのかが異なるので、県税事務所で相談するのが早い
いろいろなところで税金がかかりますし、制度も複雑なのでわかりづらく頭を悩ますことも多いですが、焦らずに一つひとつ順番に理解していくのが良いと思いました。
頭がこんがらがったり、これ以上はわからない!と思ったりしたら、すぐ窓口に行って相談するのをおすすめします!
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